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            なぜ守るのか?


■ 子供のむし歯を放置することは児童虐待

 昨今、小中学校でのいじめの問題が深刻化しています。また、家庭では児童虐待の問題が増加しています。虐待の種類には、身体的な虐待、ネグレクト(育児放棄・放置)、心理的虐待、性的虐待があり、その半分はネグレクト(育児放棄・放置)です。
 親がむし歯の子供を治療もさせずに放置するなどもネグレクトや身体的な虐待に当たり、児童虐待に当たります。また、学校などの大人社会が「肉体的な苦痛を伴うむし歯を回避する手段である予防施策」を無視したり無関心であることは立派な児童虐待だと本会は考えています。



■ WHOが歯科疾患の予防を世界に勧告する5つの理由

@ 歯科疾患は医療サービスにとり高額な負担で、総医療費の5〜10%を占め、工業国では心血管疾患や癌、骨粗しょう症の治療費を上回ります。(左図参照)


北海道某市の小学5年女子

A 歯科疾患に起因する死亡率は低いが、自尊心や摂食能力、栄養、健康に影響を与えるため、小児および高齢者両方の生活の質を悪化させることがあります。

40代男性の歯周病


30代男性のむし歯
B 現代社会では歯の重要な役割は外見を良くすることである:顔面は個人の社会との結びつきを決定するのに重要で、歯は会話や意思疎通に必須です。

C 口腔疾患はかなりの疼痛、不安および社会的機能障害と関連します。

D むし歯は歯の喪失の原因になり、栄養価のある食事摂取、食物摂取の楽しみ、社会生活の自信および生活の質を損ないます。



■ むし歯を予防して良いことは?(アメリカ歯科医師会の考え)

歯痛からの解放
より積極的な自己イメージができる
歯の喪失の減少
歯の喪失が原因の噛み合わせ不良の減少
歯根治療の必要な歯の減少
入れ歯とブリッヂの必要性の減少
歯痛や歯科治療のために通学や通勤時間が失われる時間が減少する